+++ 避妊手術レポート +++


蘭は、8ヶ月で避妊手術をしました。
赤ちゃんが見たい、この手で育ててみたい・・そう思った事が無いと言えば、嘘になります。
でも、私は手術の道を選んだ事を後悔していません。
手術か、出産か、どうしようかと迷っている皆さんの、決断の助けになればと思い、このページをつくりました。
手術をするか、しないか・・あなたのパートナーにとって、最良の選択をして下さい。

どうして、避妊手術を考えないといけないのか?

女の子である以上、体は出産のための準備を整えています。
それなのに、出産を経験させずにいると、体はとても不安定な状態となり、様々な病気になる原因となります。
たとえば、子宮蓄膿症、乳腺腫瘍・・とても恐い病気です・・
もちろん、出産したから心配な病気にならないと、いう訳ではありません。
また、避妊手術をしたから心配な病気にならないと、いう訳でもありません。
(もちろん、子宮、卵巣関係の病気にはなりません)
しかし、出産させずにいた場合と、避妊手術をした場合では明らかに悪い病気の発症率に差がでてきます。
また、一度でも出産を経験すると、それらの病気のリスクはかなり減少します。
そういった理由から、繁殖予定のない子は避妊を考える必要がでてきます。
「手術をしない、繁殖もしない」事は、愛犬の健康を損ねる要因になりかねません。
大事な家族の、これからの事を考えて、必要性について考えてみて下さい。

お産させますか?

デメリット

・コーギーは難産のケースが多い犬種なので、帝王切開の可能性がある
・胎内で赤ちゃんが育ちすぎた場合、切らないと外に出られない
・帝王切開後、赤ちゃんがお乳を飲みに来るのを嫌がる事がある(痛いから?)
・コーギーではないが、帝王切開の後、育児拒否をしてしまったケースがある
・獣医さんの腕によっては、二度と出産を望めない体になる
・里親を見つける必要がある(全員残せたら、幸せ〜)
・万が一、障害のある子が産まれたら・・の、覚悟をしなくてはいけない
・近親交配の時や、遺伝的疾患を知らずに交配するとリスクが増える
・断尾の事を、ちゃんと考えておかなくてはいけない
・コーギーのスタンダードを理解した上でお婿さん選びをする必要がある
・遺伝的疾患を持った子は、繁殖するべきではありません

メリット

かわいい子犬に会える・・この一言につきるでしょう(^^;

避妊手術をしますか?

デメリット

・当たり前ですが、赤ちゃんを産ませる事はできません(^^;
・太りやすくなる(もともとコーギーは太りやすいので、要注意)
・ドクターの技術または運によって、残念ながら手術の失敗の可能性がある
  →縫合がヘタで、傷口が開いた
  →術後、ひどく痛がった
  →おもらしをするようになった(何らかの神経や組織を傷つけたらしい)
  →麻酔から覚める事がなかった・・(大変不幸な例です・・)

メリット

恐い病気のリスクが減らせる(10%もの差が出て、平均寿命も1年以上延びるとの報告があります)
ヒート中のいろいろな心配がなくなる

手術の時期

いろいろな意見がありますが、病気のリスクを減らすという面からは初めてのヒートを迎える前、
犬種によっても違いますが、だいたい6ヶ月になるかならないかが適期と主治医に聞きました
蘭は、最初は6ヶ月2週目に手術予約を入れたのですが、その1週間前にヒートを迎えてしまい、
延期しました(あの時は焦った・・)
また、精神的な充実をする、1回目のヒートの後の手術をすすめるドクターもいます。
きっと、あなたが「手術をしよう」と決めた時が、適期なのではないでしょうか?

どちらを選択しますか?

家庭の都合や事情があります。
どちらを選ぶか・・むずかしいですね・・
どちらにしても、あなたのパートナーの一生を決める問題になります。
デメリットについては、少々ショッキングなケースをあえて綴りました。
私自身、最悪のケースを考えて、いろいろな情報を集めたからです。
出産も、手術も、全部が全部うまくいくわけではありません。
どうか皆さん、かわいい赤ちゃんが見たいからと、ヒートの世話が面倒だからと簡単に決めないで下さい。
お産は、母犬も仔犬も命をかけての大仕事です。
手術は、麻酔を使用する事とお腹を開く以上、危険がともないます。
「万が一」の心構えをする必要があるのではないでしょうか?

小さな家族のカラダの事を、もう一度考えてみませんか?


Special Thanks to Wild Berry Corgis & PMJ




つぎのページは、蘭の手術の経過についてのお話です

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